先日、林業経営者向けのコミュニケーション講座に参加しました。特に若い世代とのコミュニケーションに焦点を当てた内容で、非常に興味深い内容でした。
林業という一次産業は、伝統と革新が入り混じる中で、人材の多様性も進んでいます。
参加されていた経営者の方々は、若い世代とのやりとりに戸惑いを感じることが多く、特にZ世代が何を考えているのか、どう感じているのか、反応が薄い等、理解するのが難しいと感じている事に悩みを持っているとのお話しでした。
講座では、彼らの価値観や考え方の背景を知り、彼らが重要視する「共感」や「透明性」といった要素が、コミュニケーションのカギになることを感じました。
この講座で学んだもう一つの大きなポイントは、相手の表情や声のトーン、発する言葉から、こちらの対応が正しいかどうかを読み取ることの重要性です。特に、Z世代は直接的な言葉だけでなく、非言語的なコミュニケーションにも敏感であり、こうした微細なサインを見逃さないことが大切だと感じました。表情や声のトーン、聞く姿勢を、『あなたの話に興味ありますよー』と相手に思わせる様に意識する事でより良い信頼関係を築くことができるとおっしゃられてました。
講座を通じて、コミュニケーションはただ言葉を交わすだけではなく、寄り添う姿勢と相手の心情を理解しようとするこちらの対応が大切だということを再確認しました。これからも若い世代とのコミュニケーションを積極的に取っていき、自分の分かるだろうという感覚だけではなく、意思疎通を図る意識を大切にしながら日々会話していかなくてはならない事を学びました。

実際に初対面の方とこのポイントを意識して対話する参加型の講習でした。

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