昨日の新聞でも岩手県で伐採中の死亡事故が発生してしまいとてもいたたまれない気持ちです。
今年は伐木作業中の労働災害発生件数が多く林業死亡労働災害多発警報発令が出されました。
このような状況下で、林業従事者の伐木技術の向上を目的とし、伐採事故を未然に防止する取り組みの一環として開催された
岩手県伐木技術指導員研修会に参加しました。
伐倒について指導することは難しくなかなか言葉や見せただけでは伝わりにくいと感じていたので、研修を通して大切な要点を確認することが出来ました。
とにかく1番大事にしている事は、
基本動作を身につけることです。
何度も何度も練習して身につけましょう。
常に確認を怠らず、緊張感を持ち、絶対に怖さを忘れないこと、
熟成者はテキパキと簡単そうに作業している様に見えてしまうものですが、
熟成者こそ、その木の周りの状況、木の角度や特徴等をしっかりと見分けます。
絶対に確認を怠りません。
動作だけ真似をしたら大袈裟ではなく死んでしまいます。
熟成者は瞬時にそれを経験や場数がある為、見分ける事が出来るのです。
また、逃げ場を確保すること。
あらゆる危険を想定すること。
あとは経験、場数を踏む。。
探求心を忘れず研究し続けること。
今でも、日々YouTubeで研究しています。
災害防止が一件でも減ることに尽力していきたいと思います。
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